記録会で1位 目標に 放課後スケート教室始まる 安平・せいこドーム

記録会で1位 目標に 放課後スケート教室始まる 安平・せいこドーム
スケーティングの技術向上に励む児童たち

 安平町の小学生、幼児を対象にした放課後スケート教室が、町スポーツセンターせいこドームで始まっている。19日は町内の4小学校に通う児童と子ども園の園児合わせた70人ほどが受講。来年1月までの2カ月半にわたって、スケーティング技術などを磨く。

 町で推進する冬のスポーツに触れる機会の提供と、子どもの体力向上を図るために企画している取り組み。町スケート協会、アイスホッケー連盟、町教育委員会の職員、町民有志がコーチとなって指導に当たる。

 今年は小学生、幼児ごとに人数を制限したほか、検温、手指消毒の呼び掛け、期間中に貸し出しする用具を毎回持ち帰ってもらうなど、新型コロナウイルス感染症対策も万全にしている。

 継続して参加する児童は早速、氷の上で軽快な滑りを見せ、ほぼ初心者の児童、園児は椅子を使って滑る練習を繰り返した。それぞれのペースでスケートを楽しむ。

 同教室は来年1月28日まで毎週木曜(祝日は除く)に計10回実施する。成果をぶつける機会として、1月30日に開かれるスケート記録会を予定している。安平小5年の佐藤翼輝君(10)は「屋内リンクの1周を25秒以内で滑ることと、来年の記録会で1位を取りたい」と目標を立てて練習に励んでいた。

 町教委の担当者は「幼児は椅子なしでも自由に滑れるように、小学生は少しずつレベルアップをしてもらえれば」と話している。

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