むかわ町内の小中学校5校で25日、給食に地域ブランドの「鵡川ししゃも」と新米「ななつぼし」を使ったメニューが振る舞われ、児童生徒たちが地元の味を堪能した。
シシャモは、町が町内の事業者から購入した鵡川ししゃもをごまフライにして提供した。新米は鵡川農業協同組合(JAむかわ)から寄贈を受けていた。
鵡川中央小学校(大塚志保校長)には、竹中喜之町長とJAむかわの長門宏市代表理事組合長が訪れた。「たくさん食べてね」と呼び掛け、児童たちもそれに応えるように「おいしい」と喜びながら、次々と口に運んでいた。
町教育委員会によると、学校給食で鵡川ししゃもとJAむかわの新米を提供するのは初めて。長門組合長は「コロナ禍で(給食中に)話もできないのでかわいそうだけど、おいしそうに食べてもらう姿を見るだけでうれしい」と笑顔を見せた。

















