収入総額は大幅増 19年分の政治資金収支報告書を公表 自民党 2年ぶりトップ 道選管

収入総額は大幅増 19年分の政治資金収支報告書を公表 自民党 2年ぶりトップ 道選管

 道選挙管理委員会は27日、道内で活動する政党や政治団体の2019年分の政治資金収支報告書を公表した。統一地方選と参院選の二つの大型選挙があったため、前年からの繰越金を除いた年間収入総額は前年比20・4%増の77億4918万円となり、2年ぶりに増加に転じた。

 政党別で最も収入が多かったのは自民党の20億7231万円(前年比40・4%増)。共産党を抜いて2年ぶりにトップとなった。収入の内訳は、寄付が42・4%(8億7786万円)を占め、本部・支部からの交付金が30・1%(6億2452万円)、事業収入が18・3%(3億7809万円)だった。

 自民党に次いで収入が多かったのは共産党で、前年比1・3%減の14億6193万円。収入の内訳は、本部・支部からの交付金が56%(8億1850万円)を占めたほか、寄付が30%(4億3886万円)、党費・会費が8・7%(1億2725万円)となった。

 3番目に収入が多かったのは、合流新党を結党前の旧立憲民主党で、前年比68%増の5億4004万円。収入の内訳は、本部・支部からの交付金が45・3%(2億4461万円)と最も多く、以下、寄付(39・5%、2億1315万円)、事業収入(6・9%、3731万円)の順。

 4番目に収入が多かったのは公明党。前年に比べ約3倍増の4億7750万円となった。収入の内訳は、本部・支部からの交付金が53・3%(2億5471万円)を占め、寄付が45・3%(2億1649万円)だった。

 旧国民民主党の収入は、前年比13・7%増の2億825万円。前年は収入がなかった日本維新の会は1487万円。社民党は1・9%減の1252万円となった。

 政党や政治団体の支出総額は前年比23・2%増の78億2134万円。内訳は人件費や光熱水費などの経常経費が35・3%を占めて最多。これに寄付・交付金(27・8%)、組織活動費(14・1%)、機関紙・誌発行や政治資金パーティーなどの事業費(12・4%)と続いている。

 政治資金規正法に基づき、道選管に報告書を提出する義務があるのは、19年末に現存している3524団体。このうち今年6月末までに、報告書を提出した3159団体分を公表した。

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