鵡川高校(三村素道校長)の3年生が、12月18日に町内で行われる「むかわ学」の提言発表会に向けて準備を進めている。26日には、むかわ町が相互協力協定を結んでいる桐生短期大学部(群馬県)の学生とオンラインで恐竜を活用したハロウィーン企画や農産物のブランド化で意見交換したほか、デザインに関する専門的な助言を受けた。
鵡川高からは、恐竜を生かしたまちづくりについて考える恐竜チーム、地元農産物のブランド化を考える農業チームの合わせた8人が参加した。恐竜チームは恐竜とハロウィーンをコラボさせた企画として、仮装イベントや関連グッズの開発、ポスター等での周知方法を提案。農業チームは農産物に使用するロゴのデザインに関してアドバイスを求めた。
桐生短大の学生は、子どもからお年寄りまで幅広い世代が参加できる工夫や、新型コロナウイルスを考慮して屋外での開催などを助言。事前に聞いた話を受けてネックウオーマー、ポスターの案などを提示し、「町外に張り出すとした時に(むかわ町を)知らない人のことを考えて作った方がいい」「柔らかい言葉にしてあげて」と説いた。ロゴマークに関しても「見やすく、シンプルな方がいいのでは」と助言した。
農業チームの浮須聖直さん(18)は「色の見せ方や作り方など良いアイデアをもらえた。聞いたことを生かしてデザインを作りたい」と話していた。
提言発表会は12月18日、同町道の駅「四季の館」で予定している。

















