白老町社会福祉協議会の「ボランティアなんでも出前講座」が25日、竹浦小学校で開かれ、5年生8人が手話を学んだ。
町社協は毎年、学校や町内会、企業などを対象に点字や高齢者疑似体験など、障害者・高齢者支援への理解を深めてもらう講座を開いている。今回は手話体験をテーマにした。
手話通訳の活動に取り組む同町社台の田村直美さんが講師となり、児童に聴覚障害や手話の必要性について説明。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」など簡単なあいさつの手話を教え、「手話は上手でなくても、相手に伝えたいという思いが大事」と話した。
教室で児童らは、学んだ指文字で自分の名前を紹介し合い、手話への理解を深めた。

















