伸びやかな歌声披露 コロナ対策徹底しリサイタル-ソプラノ歌手金宮亜弥さん

伸びやかな歌声披露 コロナ対策徹底しリサイタル-ソプラノ歌手金宮亜弥さん
新型コロナ対策を徹底して行われたリサイタル

 札幌市在住のソプラノ歌手、金宮亜弥さん(37)は23日、苫小牧弥生教会でリサイタルを開いた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2度延期したが「イベントの中止が続く中、音楽を切望している人のために歌いたい」と感染対策を徹底して開催。約30人が伸びやかな歌声に酔いしれた。

 金宮さんは小学校から高校まで苫小牧市で過ごした縁で、市内で年に数回コンサートを開いている。同教会でのリサイタルは3回目。

 この日は感染症の拡大を防ぐため、入場者数を当初の100人から50人に半減。会場でのマスク着用の呼び掛けや体温測定、手指消毒のほか、ステージと客席を2メートル離すなどの対策を徹底した。

 市内在住の北上ゆかりさんの伴奏で、歌曲作品集「青い空の下で」「OH FAIR TO SEE」などから計17曲を披露。優しい歌声で、会場を温かい空気で包み込んだ。花園町から訪れた松本範子さん(77)は「美しい歌声で心が洗われた。来てよかった」と笑顔を見せた。

 2度の延期では案内チラシの印刷代など想定外の出費が重なり、5月末から6月末までインターネット上で資金を募るクラウドファンディングを実施。目標額の20万円に達し、リサイタルの開催を決めたという。チケットを購入したものの来苫を自粛した札幌市民もいるといい、金宮さんは「インターネット上で動画を見られるようにするなど、代わりになる方法を考えたい」と話している。

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