外国人対象に「ふれあい会」 日本の伝統文化体験

外国人対象に「ふれあい会」 日本の伝統文化体験
帯の結び方の説明に見入る参加者

 苫小牧市内に住む外国人を対象とした体験イベント「日本伝統文化ふれあい会」が24日、市民活動センターで開かれた。イタリアやアメリカ、ミャンマー、アフガニスタンなど7カ国の出身者10人が参加し、着付けのデモンストレーションの見学や茶道体験などを楽しんだ。

 市未来創造戦略室が初めて主催し、茶道や着物、弁当、書道について学ぶプログラムを用意した。着物のプログラムは山野流着装奥伝師範講師の藤島慧子さんが協力し、紋付羽織はかまや留め袖、訪問着などさまざまな種類の着物を展示。クイズを交えてそれぞれを着る場面や選び方などを説明したほか、めでたい席にぴったりの「立て矢結び」という華やかな印象の帯結びのデモンストレーションも行われた。

 米国出身で市内の小中学校で外国語指導助手(ALT)として働くロドリゲス・ジョージナさん(35)は「着物について動画で調べたことがあるが、詳しく聞いたのは初めて。歴史や帯の結び方を知れてとても面白かった」と話していた。

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