長年にわたり町の嘱託医や学校医として、町民の健康管理や公衆衛生事業など地域医療に貢献した厚真歯科(厚真町本町)の呉忠さん(66)が、北海道国民健康保険団体連合会から表彰を受けた。26日に町役場で宮坂尚市朗町長から表彰状を受け取った。
呉さんは1990年5月から町立歯科診療所所長を務めると同時に町嘱託医、学校医として歯科健診や認定こども園の保健衛生の向上に尽力。94年11月には厚真歯科を開院し、2004年から介護保険サービスの訪問歯科診療を行うなど口腔衛生の向上に努める。
呉さんは受賞を喜ぶとともに「厚真町はお子さんの虫歯が少なく、自分の歯が20本以上ある80歳以上の方も50%以上と多い」と笑顔。また、空気清浄機を設置するなど「新型コロナウイルス感染症の対策も万全を期している」と語った。
宮坂町長は「口腔衛生は健康管理の基本。これからもご指導をお願いします」と功績をたたえた。

















