社会福祉法人緑星の里(本部苫小牧市植苗)が今年、創立50周年を迎えた。知的障害児施設「永光学園」(現・永光)の開設を皮切りに、半世紀にわたって地域福祉に貢献してきた。尾野聖一理事長は「新たな時代へ向け、一層努力していく」と意欲を語っている。
緑星の里は1970年に創立し、苫小牧市では初めての社会福祉法人。誰もが分け隔てなく支え合う共生型社会の実現を目指し、東胆振・日高地方に障害者の受け入れ施設がなかった当時から、知的障害者の更生施設、高齢者の福祉施設、身体障害者の療護施設などの運営を進めてきた。
法人の節目として、10月には記念植樹式を行い、尾野理事長や役員、利用者が法人本部前などにエゾヤマザクラ、オンコ、アカエゾマツを計27本を植えた。今月予定していた記念式典は新型コロナウイルスの影響で中止したが、法人の発展に貢献した3個人6団体をたたえる感謝状贈呈式を24日に総合サポートセンター(市内双葉町)で行った。
記念誌(A4判、100ページ)は1100部ほど発行した。各施設の最前線で活躍する若手職員の座談会、サービス向上に向けた各種委員会の活動など、40周年以降の取り組みを中心に掲載。「地域の方に選ばれ続けるために」をテーマに語り合った座談会の内容からは、若手が各職場の仕事などを通じて感じたことを知ることができる。「笑顔で利用者と過ごしたい」「受け継いだバトンを引き継いでいきたい」といった各職員の意気込みも収録。職員や施設利用者の家族に配布した。
尾野清一介護事業部長は「今後も地域の声に応え、利用や相談がしやすい法人づくりを目指すとともに、職員にやりがいのある仕事環境を構築していきたい」と決意を新たにしている。
















