来年春の開通を予定している厚真町の町道新町フォーラム線(1050メートル)で29日、町民による植樹会が行われた。地域住民や町職員らおよそ60人が参加。将来、立派な桜の街路樹になることを願って100本の苗木を植えた。
宮坂尚市朗町長は「皆さんが植えたその成果が来年以降につながる。この場所も胆振東部地震で被害を受けた1カ所でもあり、この植樹会が住民の皆さんにとって震災から未来のために立ち上がる節目の一歩になれば」とあいさつ。この後、30分ほどかけて道路沿いののり面両脇計600メートルにエゾヤマザクラやヤエザクラの苗木を植えた。
新たに開設を予定している町道は、新町地区と豊沢地区のフォーラムビレッジをつないでおり、スクールバスや乗用車が市街地へ向かう際のルート、災害時の避難所への素早い移動など幅広い利用が期待できるという。

















