被災住民向け公営住宅一部完成遅れ コロナ影響で2回目の延期

被災住民向け公営住宅一部完成遅れ コロナ影響で2回目の延期
新町地区に建設中の公営住宅

 胆振東部地震で、自宅が被災した住民向けに厚真町が建設している公営住宅、特定公共賃貸住宅(特公賃)合わせて46戸のうち、24戸が新型コロナウイルスの影響で完成に遅れが生じた。延期となるのは2回目で、町は早期完成に向けて整備を急いでいる。

 町は当初、仮設住宅の入居期限(第1期10月末、第2期11月末)を迎えるのに合わせて、被災者向けにすでに使用を開始している災害公営住宅(3地区計32戸)のほか、新町地区と上厚真地区に公営住宅、特公賃合わせて46戸を10月末までに完成させる予定だった。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で資材不足などが生じ、現時点で新町地区の24戸が未完成となっている。町建設課によると、公営住宅、特公賃には6世帯が入居を希望しており、個別に対応していくという。

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