北海道労働局は1日、道内の10月の雇用失業情勢を発表した。求職者1人当たりの求人数の割合を示す有効求人倍率は前年同月比0・30ポイント減の0・97倍となり、10カ月連続で前年を下回った。コロナ禍で企業の求人は依然、低迷しており、同労働局では「感染症が雇用に与える影響に、より一層注意する必要がある」としている。
10月の新規求人数は前年同月比15・9%減の3万883人となり、10カ月連続で前年を下回った。主要8産業では、建設と情報通信の2産業が増加し、サービス、宿泊・飲食サービス、医療・福祉、卸売・小売、製造、運輸・郵便の6産業で減少。特に飲食店(45%減)や宿泊業(28・6%減)では、大幅に求人が減っている。月間有効求人数も前年同月比15・7%減の8万551人となり、12カ月連続で前年を下回った。
一方、10月の新規求職申し込み件数は前年同月比5・5%減の1万6167人で、4カ月連続で前年を下回った。月間有効求職者数は同10・8%増の8万3398人となり、4カ月連続で前年を上回っている。
また、コロナ禍で、従業員に支払う休業手当の一部を国が助成する「雇用調整助成金」などの支給件数は、11月27日現在で5万8233件に上っている。
















