テレワーク未実施 8割強 「業務に適していない」が最多理由 年末年始休暇「例年通り」8割 東京商工リサーチ 新型コロナ禍の道内企業

テレワーク未実施 8割強 「業務に適していない」が最多理由 年末年始休暇「例年通り」8割 東京商工リサーチ 新型コロナ禍の道内企業

 新型コロナウイルス感染の急拡大に伴い、テレワークの必要性が行政側から再び提唱される中、道内では在宅勤務について「一度も実施していない」企業が6割に上っていることが、東京商工リサーチ北海道支社の調査で分かった。「実施したが、現在は取りやめた」企業も2割強。現在も実施している企業は16・9%にとどまった。

 コロナに関する10回目の調査で、11月9~16日にインターネットで実施。644社から回答を得た。

 在宅勤務・リモートワークを「現在、実施している」企業の規模別では、大企業が27%だったのに対し、中小企業は15・8%と格差が出ている。

 在宅勤務を全従業員の何割が実施しているか―の在宅率に関しては、「1割」(35・4%)が最多。これに「3割」(15・6%)が続いている。「5~10割」の回答は合わせて33・2%と4割を下回った。

 在宅勤務を「一度も実施していない」と「実施したが、現在取りやめた」と回答した企業の理由(複数回答)では、「業務がリモートワークに適していない」が89・7%で最も多い。これに「必要書類(契約書含む)が電子化されていない」(21・6%)が続いた。企業側から「環境構築に莫大(ばくだい)なコストが掛かる」(小売業)や「顧客への最適なサービスが提供できない」(卸売業)、「個人宅で使用した光熱費や経費が不透明である」(建設業)など課題も指摘されている。

 また、年末年始休暇の分散については、「例年通り(特に変更しない)」(79・5%)が約8割を占めた。一方、「例年より休暇日数を拡大する」企業も13%あり、「例年と休暇日数は変えないが、分散取得を推進する」と回答した企業は7・5%だった。

 この他、忘年会と新年会については、「開催しない予定」と回答した企業は全体の93%に上った。内訳は「昨年開催したが、今年は開催しない予定」が71・1%で、「昨年は開催せず、今年も開催しない予定」が21・9%。「今年も開催予定」とした企業は7%にとどまっている。

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