恵庭市南島松の恵庭市郷土資料館で、収蔵資料展「火鉢」が20日までの予定で開かれている。市民から寄贈された多様な火鉢46点が展示されている。
火鉢は、灰を入れた容器の中で炭火を燃やし暖を取る暖房器具。奈良時代には既に使用されていたが、江戸時代以降に煙の出ない木炭が家庭用燃料として注目され、普及した。
展示されている火鉢の素材は、銅や真ちゅう、鉄のほか、陶磁器、木製と多彩。開拓時の入植者が切り株で作った火鉢もある。ナラやケヤキなど堅く美しい木目模様の板を用いた長火鉢や、1929年に恵庭村(当時)が農業調査時に関係者に記念品として配った銅製火鉢も展示している。
同館は「暖を求める季節を迎え、まとまった数の火鉢や長火鉢、手あぶりを展示する初の企画」としている。
開館時間は午前9時30分から午後5時。7日、14日休館。無料。
















