苫小牧市立病院は、新型コロナウイルス感染症対策のため、体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)を新たに1台導入する。心臓や肺の機能が損なわれた重症者の血液や呼吸の循環をポンプなどで補助し、心肺機能の低下を防ぐ最新型の装置。同院はすでに1台保有しており、これまでに使用事例はないが、東胆振圏域の重症患者の治療体制がさらに強化される。年内には納入される見込み。
市が3億293万6000円の補正予算を10月22日に専決処分し、エクモ1台(1500万円)のほか、成人用と小児用の人工呼吸器各2台、X線を使って全身の内臓や血管などの組織を視覚化するX線CT装置などの導入を決めた。
成人用人工呼吸器は計15台、小児用は計12台になる。新型コロナ対策の医療機器は需要が高まっており、エクモ以外の納入は来年3月までかかる見通しだという。
同院の担当者は最新の高度医療機器を導入することで「住民にとって、さらに安全で安心な医療を提供できる」と話している。
















