苫小牧市高砂町の正光寺(吉井直道住職)は11月28日、札幌市在住の写真家、柳瀬綾音さん(28)を招いた写真講習会「お寺で写真教室」を開いた。市内の写真愛好家7人が参加し、カメラやスマートフォンのカメラ機能で写真を撮影する際のこつを学び、実技講習で本堂の内装や仏具などを撮影した。
柳瀬さんは露出、構図、ピントという写真の三原則や背景選択の重要性、撮影時のマナー順守などについて解説。写真撮影で最も重要なのは「何を伝えたいかを意識すること」と強調し、伝えたいことによって被写体は同じでも撮影方法は変わることを具体例を交えて分かりやすく説明した。
実技講習では、参加者が本堂の建築物の襖絵(ふすまえ)、天井絵、仏像をはじめ、仏具の経文や数珠、合掌する吉井住職などを被写体に、学んだことを実践。納得のいく作品を撮ろうと熱心にシャッターを切った。
市内桜木町から参加した橋場香澄さん(46)は「昔は子どもの写真をよく撮っていたが、子どもが成長したので、今後は身近な物を撮影してみようと思っている。きょう学んだことを生かしていきたい」と語った。
講習会は吉井住職が柳瀬さんに依頼して実現した。柳瀬さんは「苫小牧で講師を務めるのは初めて。今後もお寺で写真講習会を続けられれば」と語った。
















