新千歳で滞留者想定し初の訓練、コロナ対応を確認

新千歳で滞留者想定し初の訓練、コロナ対応を確認
空港内滞留者の発生を想定し、新型コロナ対応を重視した訓練

 北海道エアポート(千歳市、HAP)は3日、大雪による旅客便の欠航で空港内で夜を過ごさざるを得ない乗客が多数出たことを想定した初めての実動訓練を、新千歳空港国内線ビル4階で実施した。新型コロナウイルスの感染防止策に重点を置き、防護衣に身を包んだスタッフが検温や誘導などの手順を確かめた。

 同社社員40人が参加。午前から降り続く雪で約2600人の滞留者がビル内に発生したと想定。防護衣、マスク、フェースシールドを着用した社員は、サーモグラフィーや非接触型体温計で検温し、手指消毒も求めた。従来手渡しだった毛布や寝袋は、接触防止のため置いている物を滞留者自らが手に取るようにした。

 感染の可能性もある発熱者は専用スペースに誘導。氏名、住所、電話番号を用紙に記入してもらい、段ボールで2メートル四方に区切られた待機場所に案内するなど、感染拡大を防ぐ取り組みも確かめた。HAP新千歳空港事務所の川村貴志施設部長は「コロナ対応を含め、お客さまの誘導方法を確認できた。滞留が起きた際に生かしたい」と話す。

 新千歳では2016年12月22~24日の3日間で延べ1万1600人、19年1月2日にも2000人が空港ビルに滞留した。HAPはJR札幌駅などに運航情報を知らせるモニターを設置したほか、ツイッターを活用した情報発信で滞留者の発生を防ぐ取り組みに力を入れている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る