今冬から 夜間のみ通行止め 白老大滝線の冬季交通規制

今冬から 夜間のみ通行止め 白老大滝線の冬季交通規制
冬季交通規制の期間中、昼間通行が可能になった道道白老大滝線

 道は7日午後5時から、白老町森野と伊達市大滝間の道道白老大滝線(通称・四季彩街道)の冬季交通規制を開始した。期間は来年4月23日午前9時までで、今冬から夜間通行止めのみとし、昼間の通行を可能とした。

 規制は同町森野涼橋ゲートと同市大滝区三階滝178ゲートの12・4キロ区間。午後5時から翌日午前9時までの夜間通行止めを続ける。

 冬季の交通規制に当たり道は例年、12月上旬から翌年1月上旬まで夜間通行止めにし、その後、4月下旬にかけて全面通行止めとしている。しかし、今冬から期間中の規制を夜間通行止めのみとし、昼間通行(午前9時から午後5時)をできるようにした。

 冬季の全面通行止めを行わない理由について、胆振総合振興局の室蘭建設管理部は「白老町に民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業したことから、冬場の交通アクセスを確保することが理由の一つ」とし、道路のり面に雪崩防止柵を設置するなど対策を講じたという。

 だが、同区間の白老大滝線は峠にカーブが多いため、「冬場の走行には十分に注意してほしい」としている。

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