苫小牧市内で7日午前6時から9時にかけて交通事故が相次いだ。雨など路面がぬれた状態で冷え込み、ブラックアイスバーンでスリップしたのが原因とみられる。苫小牧署は気温低下による路面の凍結が起こりやすいとし、急ハンドルや急ブレーキ、急加速の「3急」を避けた安全運転を呼び掛けている。
苫小牧署などによると、同時間帯に起きたスリップが原因とみられる物損事故は31件。
このうち午前6時40分ごろ、道央自動車道の苫小牧西インターチェンジ(IC)付近で起きた車両10台が絡む事故では、同市沼ノ端中央のベトナム人技能実習生グエン・バン・ナムさん(31)が多発外傷性ショックで亡くなった。
道警高速隊によると、事故現場は苫小牧西ICから約1キロの上り線。ナムさんと別のベトナム人男性1人を後部座席に乗せた日本人男性が運転するワゴン車が停車していた車を避けようとスリップ。のり面に乗り上げた衝撃で後部座席の2人が車外に投げ出され、このうちナムさんが死亡、もう1人は軽傷を負った。運転手にけがはなく命の別条はない。
また、午前7時10分ごろには柏原の市道で4台が絡む事故が発生。ワゴン車が前方のトラックを避けようと急ブレーキをかけてスリップし、トラックと対向車線の乗用車に衝突した。3人が病院に搬送されたが命に別条はない。
NEXCO東日本北海道支社は、今月13日に道央道苫小牧中央ICが利用開始となることなどを踏まえ、巡回による道路状況を把握するとともに、凍結防止剤の散布などで事故防止に努めていくとした。
















