馬産地・浦河町の馬事関係者が一年の無病息災を祈願する新春恒例の「騎馬参拝」が、来年1月2日に国道236号天馬街道沿いの西舎神社で行われる。新型コロナウイルス感染症対策として関係者のみで簡素化し、無観客で行う。恒例の餅まきや甘酒配布も行わない。
国の日高種馬牧場が西舎に開設された明治40年代から続く、新年の伝統行事。豊かな自然と一世紀を超える先人が築いた「丘と海のまきば『浦河町』」の歴史を礎に、関係者が一年の無事や馬産振興を祈願する。
参加団体は、実行委員会を組織するJRA日高育成牧場、浦河乗馬スポーツ少年団、浦河乗馬クラブ、浦河ポニー乗馬スポーツ少年団、町乗馬公園所属サークルと町内乗馬愛好者。
当日は午前9時15分から同30分にかけ、ポニー10頭と乗用馬11頭が西舎のJRA日高育成牧場乗馬きゅう舎を順次出発。BTC調教センター、うらかわ優駿ビレッジ敷地内を通り、午前10時45分ごろに7キロ離れたわらしべ園・ピスカリの森近くの西舎神社に到着し、参拝する。

















