道内59・1% 後継者不在率 全国で13番目の高さ 商工リサーチ道支社

道内59・1% 後継者不在率 全国で13番目の高さ 商工リサーチ道支社

 東京商工リサーチ北海道支社は、道内企業の2020年「後継者不在率」調査結果を発表した。不在率は前年に比べ0・5ポイント上昇し59・1%となり、都道府県別では全国で13番目に高い水準となった。

 後継者不在率の代表者の年齢別では、60代が41・6%(前年比1・5ポイント下降)

、70代が30・6%(同0・6ポイント下降)、80歳以上が23・2%(同5・6ポイント下降)。60代以上はいずれも前年に比べ改善したものの、依然として代表者が高齢でも、後継者不在の企業が多い実態が浮き彫りになった。

 産業別では、情報通信業が68・9%で最多。ソフトウエア開発などIT関連業種が含まれるため、業歴が浅い企業が多く、代表者の年齢も比較的若いことが要因とみられる。以下、小売業(66・3%)、建設業(62%)、不動産業(60%)の順。10産業中、金融・保険業(30・4%)を除く9産業で50%を超えている。

 後継者不在企業の中長期的な承継希望に関しては、「設立・交代して浅い。若年者にて未定」との回答が50・8%で最多。これに「未定・検討中」(38・4%)が続き、「社内で人材を育成する方針」は7・2%にとどまっている。

 業種別で不在率が最も低かったのは、協同組織金融業で14・2%。これに協同組合(32・2%)、倉庫業(33・3%)と続く。逆に最も高かったのは、織物・衣服・身の回り品小売業(83・6%)。以下、電気機械器具製造業(83・3%)、飲食店(76・8%)の順となった。

 都道府県別の後継者不在率では、神奈川県(73・6%)が最も高く、東京都(69・8%)、秋田県(66・5%)と続いている。

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