北海道の森づくりに貢献したとして、苫小牧漁業協同組合女性部(山口加津子部長)が15日、道社会貢献賞(森を守り緑に親しむ功労者)を受賞した。植樹活動などの取り組みが高く評価された。山口部長は「若い世代の部員にも活動をつないでいきたい」と喜んでいる。
同女性部は1958年5月に設立。部員同士の親睦や漁業振興を目的に活動してきた。「森林を守り育てることが豊かな海につながる」との思いから、88年の創立30周年を機に「お魚増やす植樹運動」に着手。95年からは王子製紙苫小牧工場と共同で植樹祭を行い、アカエゾマツやミズナラなど約3万本を苫小牧市内に植えてきた。植樹祭は生活協同組合や地元商店街、住民とも連携。漁港周辺の環境美化や花の植栽にも取り組み、一連の活動が評価された。
胆振総合振興局の花岡祐志局長が同日、市内汐見町の苫小牧漁協を訪れ、伊藤信孝組合長や女性部員が臨席する中、山口部長に賞状を手渡した。花岡局長は「森を豊かにする取り組みはますます重要になる」と功績をたたえた。
毎年1000本を植えてきた植樹祭は今年、新型コロナウイルス感染防止のため中止したが、山口部長は「部員の皆さんに活動が認められたことを伝えたい。これからも頑張って続ける」と抱負を述べた。
表彰式は同日、札幌市内で開催予定だったが、感染症拡大防止のため中止となった。
















