長生きしてね―。苫小牧澄川小学校3年生の武田翔吾君(9)は、今年春に羽化したノコギリクワガタ2匹を大切に自宅で飼育している。以前飼っていたつがいが卵を産み、羽化してからも手塩にかけて育ててきた。「ずっと生きていてほしい」と小さな命を見詰めている。
武田君は2年前の夏、近所に住む虫取り名人の男性から、市内の雑木林で捕まえたというノコギリクワガタのペアをもらい、飼育を始めた。秋までに2匹とも死んでしまい、飼育ケースを片付けようとした際、土の中から卵を発見した。
昆虫専門店で腐葉土を購入し、瓶の中で育てていたところ、今年5月に雄が羽化。6月には雌が羽化した。2匹とも餌を食べず、じっと枯葉の中にもぐったまま過ごし、冬を迎えたという。
武田君は「この冬を越せるかどうか心配だけど、できることなら元気に過ごして来年の夏には元気に活動してほしい」と語った。
















