千歳、恵庭の2工場 コロナ禍で宅飲みの需要増 ビール生産繁忙期

千歳、恵庭の2工場 コロナ禍で宅飲みの需要増 ビール生産繁忙期
缶ビールの需要増に合わせて生産体制を敷く工場=17日、千歳市上長都のキリンビール北海道千歳工場

 千歳、恵庭両市にあるビール工場は年末年始の需要期を控え、ビールや発泡酒、第3のビールの増産体制に入っている。今年はコロナ禍で、飲食店向けの業務用樽の出荷が大きく後退する一方、「宅飲み」需要から缶ビールの生産が増加。例年と異なる逆転現象となっている。

 千歳市上長都のキリンビール北海道千歳工場(森木博之工場長)は12月上旬から1日2交代の増産体制に。ビールは「一番搾り」、発泡酒は「淡麗」、第3のビールは「本麒麟」など3種類6銘柄を生産する。

 今年1~11月の出荷量の累計は「一番搾り」が前年比7%(294キロリットル)増、「本麒麟」は同33・6%(2033キロリットル)増。12月末までの年間製造量の見通しは「一番搾り」の缶が15・1%増、樽は55・2%の減。350ミリリットル缶は1分間に1200本、500ミリリットル缶は同1000本が生産されるといい、同工場は「今週までがピーク」と話す。

 恵庭市戸磯のサッポロビール北海道工場(野村真弘工場長)でも逆転現象が起きているという。ビールは「黒ラベル」「サッポロクラシック」「エビス」、発泡酒は「北海道生搾り」、第3のビールは「麦とホップ」「ゴールドスター」など3種類6銘柄をメインに生産。今月から2交代制の増産体制を敷いている。

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