厚真中学校(阿部隆之校長)の3年生が17日、ふるさと教育の一環として今夏から取り組んできた「Atsuma Pride Project(厚真プライドプロジェクト)」の成果を発表した。農家やパン工房など町内事業所を取材し、その内容をインターネット動画で配信した一連の取り組みを通じて、肌で感じた思いなどを伝えた。
同プロジェクトは3年生26人が8~10月の期間、5グループに分かれて町内のハスカップ農園や稲作農家、シイタケ農園、パン工房、木炭製造販売業者をインタビュー、撮影してそれぞれの事業所をPRする動画を制作。インターネット交流サイト・フェイスブック内で公開し、魅力を発信してきた。
発表では、パンやハスカップジャム、米、シイタケ、木炭ができる工程を動画で紹介しながら、商品を引き立てるよう撮影の際に工夫した点や生産者の情熱、こだわりを説明。動画再生やサイト閲覧の数字などから各事業所ごとに表れた傾向を分析し、図解して報告した。
一連の取り組みを通じて江川京珠さん(15)は「普段は使わないソフトを使ったり、BGMを入れながら動画を編集するなどやったことがないことばかりで難しかった」と振り返り、「厚真町の特産物を世界に伝えることができて、良い経験ができた。この先も厚真の特産品を伝えられるよう、私自身も町民として関わっていけたら」と話す。橋本桔平さん(15)は「人の温かみや表面上だけではない厚真のことを深く知ることができたのが一番大きな収穫。将来、(町を)離れることになっても厚真と関係しながら暮らしていきたい」と希望を語った。
中学生の発表会に出席した宮坂尚市朗町長は「改めて厚真のプライドを確信した。喜怒哀楽、苦労話を今後の成長の糧にしてもらいたい」とねぎらい、「皆さんの作った動画を町の売りにして私も発信の一翼を担っていきたい」と約束した。

















