道連会長に橋本五輪相 07年以来の 再登板 党内融和目指す 自民党 あすの両院議員会で正式決定

道連会長に橋本五輪相 07年以来の 再登板 党内融和目指す 自民党 あすの両院議員会で正式決定
橋本聖子氏

 自民党道連の次期会長に、橋本聖子五輪相(参院比例代表)が就任することが濃厚となった。20日までに複数の関係者が明らかにした。前会長の吉川貴盛衆院議員(元農水相、道2区)が鶏卵生産大手の元代表から現金を受け取っていた疑惑が浮上して会長職の辞任を表明したことを受け、橋本氏を担ぐ勢力と、武部新会長代行(衆院道12区)を推す勢力が水面下でせめぎ合いを続けていた。22日に本道選出の衆参国会議員でつくる党道ブロック両院議員会(通称代議士会)が東京都内で会合を開き、正式に決定する。

 吉川前会長の後任人事をめぐっては、昨春の知事選の自民党の候補選びで生じた「しこり」による党内抗争が再燃。当時、国交省の官僚を知事候補にと擁立へ動いた勢力を中心に、橋本氏の会長就任を強く主張。これに対し、鈴木直道知事を実現させた道連執行部の主流派は武部氏の会長代行からの昇格を訴え、後任選びの協議が難航していた。

 道連幹部によると、13人の国会議員(橋本、武部両氏含む)の当初の意向は、武部氏7人、橋本氏6人と、武部氏が1人上回っていたものの、ほぼ拮抗(きっこう)。党内融和を優先し「採決は取らない」方針であったため、話し合いで会長を選考。武部氏と橋本氏が会談し、橋本氏が道連内の「しこり」解消へ、「ノーサイドを目指す」と就任への意欲を示し、武部氏が引いた格好で決着した。

 橋本氏は安平町出身の56歳。駒大苫小牧高校卒。1995年の参院選比例区で初当選し、現在5期目。昨年9月から五輪相を務める。自民党道連会長は2003~07年にも務めており、2度目の登板となる。任期は辞任した吉川氏の残りの来年6月までとなる。

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