合同会社安平バイオマスエナジー(札幌市)が、安平町追分美園の民有地で、間伐材などから製造する木質チップを活用した木質バイオマス発電施設の建設を計画している。
町によると、設置場所は国道234号線沿いの敷地約5800平方メートル。ガスエンジン発電機による発電で出力は1990キロを予定している。山林に放置されている林地残材を有効活用した木質チップをガス化して燃焼し、発電する。
施設ができることで二酸化炭素排出量の削減などが期待でき、町は年間8450トンの削減効果を見込んでいる。来年4月に施設を着工し、2022年9月の供用開始を目指す。実施事業者については現在協議しているという。