ハスカッププラザ20年度上半期の健診利用 移転開設後、4、5月の休止が影響で初の減少

ハスカッププラザ20年度上半期の健診利用 移転開設後、4、5月の休止が影響で初の減少
入館者の検温を実施する市保健センターの職員

 2020年度上半期(4~9月)の苫小牧市保健センター(ハスカッププラザ)の健診利用者数は、前年同期比7.2%減の2万7996人で、15年の移転開設以来初めて減少した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う道や国の緊急事態宣言で、4月から5月にかけて休止したことが影響した。

 同プラザのまとめによると、人間ドックなど個人向け総合健診は637人減の5936人、企業向けの事業所健診は661人減の6357人。企業や事業所に出張して行う巡回健診は678人減の1万4290人、がん検診は203人減の1413人だった。

 緊急事態宣言で市内の公共施設が休館し、同プラザも4月20日から5月15日までの平日、健診の実施を見合わせた。健康推進課の担当者によると、この間は約2000人の総合健診と数十社の巡回健診を予定していたといい、受診者減少の一因になったと分析する。

 月別の減少人数を見ると、4~6月はコロナの感染拡大傾向が続いたことや一時休止した影響で減少したが、7~9月は前年同期の実績を上回った。感染者数がやや落ち着き、休止期間分の予約変更が集中したことや、お盆休みに当たる8月11~14日に健診を実施したことなどが奏功したとみられる。

 また、通常2台体制の巡回健診バスを、1台を加えて3台でフル稼働させ、事業所からも受診者が密にならないよう調整に協力が得られた。同センターでの健診も、正面玄関で職員が入館者に手指消毒を促し、検温を行う対策を講じたことで、スムーズな実施につながったという。

 担当者は「受診者の理解と協力で順調に健診が進められた」とし、引き続き市民の健康維持に向けた受診体制の安定確保に努める考えだ。

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