住友生命保険相互会社は２３日、胆振東部地震被災地支援として安平町の早来中学校吹奏楽部に楽器を贈った。

　社会貢献活動として、同社が毎年開催しているチャリティーコンサートで得た収益の一部を活用した。昨年度のコンサートは、２０１８年に相次いだ西日本豪雨、胆振東部地震で被災した学校への大型楽器を贈るプロジェクトとして行っており、同部にはコントラバスやレコーディングカスタムスネアドラム、リズムテックコンガなど７点とスタンド２点（総額約６３万円相当）を寄贈した。

　この日は、同校を推薦したエルム楽器苫小牧支店の佐藤智支店長が来校し、大型楽器を渡した。代表して同部２年生の多小春部長（１３）が「部員全員が喜びにあふれ、楽器が届くのを待っていた。一人でも多くの人を笑顔にできるように部員一同、頑張っていきたい」と謝辞を述べた。