北海道は、むかわ町穂別地区をはじめ、道内5市町で恐竜や古生物化石が発掘された地域をアピールする動画を配信している。
恐竜、古生物化石の価値や魅力を広く伝えるとともに、それぞれの展示施設に足を運んでもらい、地域活性化につなげようと企画した。道総合政策部地域創生局によると、むかわ町のほか三笠市、上川管内中川町、留萌管内小平町、十勝管内足寄町で見つかった恐竜やアンモナイトなど、それぞれ16秒ほどにまとめて紹介する内容。今月1日に配信を開始した。
むかわ町をPRする動画では、穂別地区で発掘された国内最大、ハドロサウルス科の植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)やクビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」を取り上げた。このほかに北大総合博物館の小林快次教授の協力を得て作成したPR動画で穂別博物館の展示コーナーの一部を映し出している。
動画は札幌駅前やサッポロファクトリーのビジョンで来年2月末まで放映する。動画投稿サイト「ユーチューブ」チャンネルの「恐竜・化石大陸北海道」でも閲覧することができる。

















