成人式の準備大詰め ”見て楽しむ”内容に、コロナ対策に配慮

成人式の準備大詰め ”見て楽しむ”内容に、コロナ対策に配慮
会場の装飾を制作する実行委のメンバー

 来年1月8日と10日に開かれる苫小牧市成人式に向けて、新成人で組織する実行委員会の準備作業が大詰めを迎えている。道内ではコロナ禍を受け、札幌市など12市町村が中止、旭川市や函館市など68市町村が延期を決定(道教委調べ、23日現在)。他にも同様の対応を検討中の自治体もあるが、苫小牧市は2日間の分散開催で実施する方針だ。実行委はコロナ対策につながるようアトラクションに知恵を絞るなど、安全性に配慮した形での実施を目指している。

 苫小牧の成人式実行委は市の公募で集まった学生と社会人の10人で構成し、9月から10回以上にわたって検討を進めてきた。コロナ下での開催という異例の対応が迫られる中、今回は十分な感染対策を実施し、困難を恐れず勇んで前進するという意味を込めて「勇往邁進」をテーマに設定した。

 新成人の対象者は11月1日時点で1423人。2日間に分けるため例年のような混雑はないとみられるが、「密」を避ける狙いから会場を市民会館より広い白鳥王子アイスアリーナに変更している。

 式典内容は2日間とも同じだが、恒例となっている出身母校からのビデオメッセージは中学のほかに、高校と専門学校も加えるなどアトラクションを工夫。実行委メンバーで、市内のフィギュアスケートクラブ「苫小牧白鳥FSC」に所属する坪井聖弥さん(苫小牧駒沢大2年)がスケートのパフォーマンスを披露するなど、来場者同士の会話ができるだけ少なくなるよう見て楽しむことを主眼に置いた。さらに、会場ロビーなどでは物に触れる機会を極力減らす取り組みも進めるという。

 23日に行われた今年最後の実行委では、書道を学んだ経験を持つ青山空央(たかひろ)委員長が会場に掲げる「勇往邁進」の四文字を模造紙に力強くしたためた。委員もアリーナ掲示用に、市の公式キャラクター「とまチョップ」を描いたフラッグ(縦1・5メートル、横2メートル)を作成。会場を装飾して新成人を迎える考えだ。

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