大絵馬掛け替え 穏やかな1年願い 樽前山神社 (動画あり)

本殿横にお目見えした大絵馬

 苫小牧市高丘の樽前山神社で28日、本殿横に奉納される大絵馬の掛け替え作業が行われ、来年の干支(えと)の牛が描かれた真新しい絵馬がお目見えした。【電子版に動画】

 大絵馬は縦2.6メートル、横2.7メートルの木製で、毎年、双葉町のアートスタジオNONがデザインを手掛けている。今回はかわいらしい子牛を前にして子どもが牛を引いている絵柄で、子どもの腰には疫病を払う妖怪「アマビエ」を描き、市民が病気にかからず健康的な一年を過ごせるよう願いを込めた。

 重さ100キロにも及ぶ大絵馬はトラックで境内に運び込まれ、同スタジオのスタッフ4人が本殿横へ移動させ、ねずみ年の大絵馬を外した後に慎重に取り付けた。

 大絵馬は来年末まで1年間設置される。同神社は「来年は早く平常に戻り、穏やかな一年になることを願っている」と話している。

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