鈴木直道知事は28日、2020年最後の定例記者会見を開き、「新型コロナウイルスとの闘いに年末年始も休みがない。道民の皆さまには静かに過ごす特別な年末年始をお願いしている」と強調し、新規感染者数は下降傾向にあるものの医療提供体制の負荷が高い状況が続いていることを説明し「これを何とか低減させて、新しい年を皆さんと共に迎えたい」と述べた。
今年68回目の会見となった知事は「1月28日に道内で感染確認があり、全国に先行する形で感染が拡大した」と指摘し、「世界的なパンデミックという感染拡大になったが、本当に北海道は1月からコロナとの闘いであった」とこの1年を振り返った。
さらに「医療従事者の皆さんは現場の最前線で今も懸命に頑張っていただいている」と説明し、「道民や事業者の皆さんにも長期にわたって大変な苦労、負担をお掛けしている」と述べ、この1年の外出自粛、休業・時短要請などへの協力に感謝した。
こうした厳しい年であったものの、印象に残る出来事として、1月の道内7空港の一括民間委託の始動、4月の北の森づくり専門学院の開校、7月の民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業を挙げた。「さまざまな新しい芽もスタートした。これをしっかり育てていきたい」との姿勢を示した。
また、新型コロナウイルスのワクチン接種に関しては「実用化され次第、速やかに実施できるようにしなければならない」と説明。「実施主体は市町村や医療機関の現場になるが、道としてもさまざま調整機能を行わなければならない」とし、年明けの1月1日付で専門組織を立ち上げることを明かした。参事や課長補佐などを配置し、感染症対策本部指揮室に「ワクチン等予防対策班」として設置する。
道庁はこの日が仕事納め。知事は記者会見後、共聴テレビやパソコン配信で仕事納めのあいさつを行い、職員の労をねぎらった。1月4日が仕事始めとなる。
















