新型コロナウイルス感染症に翻弄(ほんろう)された今年も暮れゆく大みそかの31日、苫小牧市内のそば店は年内最後にして最大の書き入れ時。職人らは未明から早朝にかけて、年越しそばの手打ち作業にいそしんだ。
創業から半世紀を優に超す沼ノ端のやぶそばは、2代目店主の松原正人さん(65)が予約と当日販売分の約300食を手打ち。30日午後11時半すぎに作業を始めた。全体重を乗せてこね、のしの手打ち作業を丹念に繰り返し、31日午前6時すぎに作り終えた。
空知管内新十津川町から仕入れたソバの実を石臼で自家製粉し、ひき立て、打ち立てを提供している。夜通しでそばを仕上げた松原さんは「年越しそばは日本の慣習。おかげで1年で一番忙しいが、多くの人に味わってもらえれば」と話していた。
















