クラリネットの阿部さん(苫東中3年)、晴山さん(苫東高2年) 管打楽器ソロコンで全国へ 「悔いのない演奏したい」

クラリネットの阿部さん(苫東中3年)、晴山さん(苫東高2年) 
管打楽器ソロコンで全国へ 「悔いのない演奏したい」
今年3月に東京都内で開かれるソロコンテストの全国大会に道代表で出場する、晴山さん(右)と阿部さん

 3月に東京都内で開かれる第25回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト(日本吹奏楽指導者協会主催)に、苫小牧東中学校3年の阿部ほのかさん(15)と苫小牧東高校2年の晴山優さん(17)が道代表として出場する。楽器はいずれもクラリネット。昨年12月に恵庭市で開かれた全道予選で優秀な成績を収め、全国への切符を手にした2人は「悔いのない演奏をして入賞したい」と声を合わせた。

 全国で楽器演奏に取り組む中高生がソロ演奏で腕を競い合う。例年、全国9カ所の支部大会で代表に選ばれた約60人が出場。北海道支部では昨年11月に録音CDによる事前審査、12月下旬に予選会を実施。中学生の部に28人、高校生の部は54人が出場し、各部門で3人が全国大会の出場権を手にした。

 クラリネット歴8年の阿部さんにとって、同コンテストの全国大会出場は初。「自分をレベルアップさせたいと思い、あえて苦手な曲に挑戦した」と言い、ヴィドール作曲の「序奏とロンド」を演奏曲に選んだ。

 昨年10月に吹奏楽部を引退してからは毎日1時間程度、自主練習に励んできた。特に練習曲を繰り返す基礎に力を入れて全道の舞台に臨んだが、緊張もあって「音を響かせることができず、納得のいく演奏はできなかった」と反省。「指を速く滑らかに動かすという自分の課題を克服し、全国大会ではいい演奏をしたい」と語った。

 一方、晴山さんは中学2年の時に同コンテストで全国大会に出場。この時は緊張で実力を出し切れなかったため、心残りの大会となったという。さらに、高校1年生だった昨年度も全国大会の出場権を得たが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、悔しい思いをした。

 ひときわ強い気持ちで臨んだ今大会では、エルランド・フォンコッホ作曲の「モノローグ」を演奏曲に選んだ。師事する市内在住のクラリネット奏者、黒岩真美さんから贈られた「自分なりの演奏をいっぱいして」というアドバイスを胸に舞台に臨んだところ、「緊張せず伸び伸びと演奏できた」。特に多様な息遣いや豊かな音色を駆使した自分なりの表現力を生かすことができ、「今までで一番いい演奏ができた」と話す。

 全国大会に向け、音の出始めを明瞭にする舌を用いた技法のタンギングや指使いといった基礎練習を重ね、「より確実にいい演奏ができるようにレベルアップしたい」と笑顔で語った。

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