道は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた機運を醸成するため、北海道中央バスの協力を得て「縄文ラッピングバス」を制作、5日に道庁の前庭で報道関係者にお披露目した。7日から3月末まで札幌―小樽の都市間高速バスとして運行する。
北海道・北東北の縄文遺跡群は道と青森、秋田、岩手3県の17遺跡2関連資産で構成。そのうち千歳市のキウス周堤墓群は最北の国指定史跡となっている。
ラッピングバスは、車体側面に「世界文化遺産が北海道から」「縄文1万年の扉を開く!」の文字と縄文遺跡群を構成する19の遺跡・関連資産のアイコンを記し、後部には道内唯一の国宝「中空土偶」(函館市著保内野遺跡)や、「遮光器土偶」(青森県つがる市亀ヶ岡遺跡)を描いた。
セレモニーには鈴木直道知事や中央バスの二階堂恭二社長、北の縄文道民会議の戎谷侑男事務局長が出席。二階堂社長は「分かりやすいデザインを心掛けた」と説明。鈴木知事は「長年の悲願である世界文化遺産に登録されれば北海道初。『動く広告塔』として道民や観光客の目に触れ、素晴らしい文化を知るきっかけになれば」と期待を寄せた。
世界文化遺産の登録に向け、昨年9月に国際記念物遺跡会議(ICOMOS)の専門家が北海道・北東北の縄文遺跡群を現地調査。今年6~7月にユネスコ世界遺産委員会で報告、審議される運びという。
















