東京商工リサーチ北海道支社は6日、2020年(1~12月)の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年比17・5%(37件)減の175件、負債総額も28・6%(97億4300万円)減の243億2200万円にとどまり、同一基準で倒産集計を開始した1971年以降で最少となった。新型コロナウイルス関連倒産は累計で35件発生した。
コロナの感染拡大に翻弄(ほんろう)された一年になったものの、倒産件数、負債額とも過去最少になったことに、同支社は「国や自治体が相次いで打ち出した緊急融資や制度融資などの資金繰り支援、金融機関の弾力的な対応により、コロナ禍に苦しむ企業のみならず、多くの企業の資金繰り支援となった」と分析している。
地域別では、札幌市が70件で最多。これに旭川市(11件)、釧路市(9件)、苫小牧市と函館市(各6件)と続いた。
業種別では、「サービス・他」が58件と全体の33・1%を占めて最多。以下、建設業(27件)、小売業(25件)、卸売業(21件)、製造業(14件)の順。
形態別では、「破産」が156件と全体の9割近くを占め、原因別では「販売不振」(128件)が7割強を占めた。
企業倒産に伴う従業員の被害者総数は、1月からの累計で848人だった。
















