白老町社台の山奥。冬晴れの中、別々川沿いに道なき道を進むと1時間ほどで高さ44メートル、幅10メートルのインクラの滝が姿を現した。
幾つも重なる地層の谷間や、岩の裂け目から流れ落ちた水が氷点下の寒さで大小さまざまな氷柱に。わずかに流れる水といてつく風の音だけが響き渡る中、氷の柱たちは時折、ごう音を立てて崩れていく。
厳しい冷え込みが生み出す自然の造形美。今の季節だけ見ることのできる宝石のようだ。
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