苫小牧市が発行したプレミアム付き商品券の利用期限の2月7日まで、1カ月を切った。商品券の利用は、昨年末までに販売・給付総数の少なくとも約8割に上り、金額で14億円を超えた。市の担当者は「利用期限が迫っているので、忘れずにご利用を」と呼び掛けている。
市は新型コロナウイルス流行に伴う地域経済対策として、割増率20%の一般商品券(1冊500円券12枚)と、同60%のとまチケ(同16枚)の2種類を発行。事前申請を受け付け、昨年9月16日から10月30日まで市内の金融機関で販売した。併せて市内の高齢者や子ども、新生児が対象の給付事業も行った。
実行委員会によると、登録店で使われた商品券の換金状況は昨年12月30日時点で、一般商品券が157万4672枚、7億8733万6000円分となり、換金率81・3%。とまチケは125万8650枚、6億2932万5000円分、同74・8%。全体では14億1661万円分の利用額に上り、同78・3%に達した。実行委事務局は「9、10月で一気に4割の利用があった。その後は微増が続いていたが、年末にかけて再び伸びてきた」と指摘する。
昨年11月に商品券の利用促進を狙ったキャンペーンを市内の商店街振興組合と商店会の7団体合同で繰り広げた苫小牧駅前通商店街振興組合理事長で、中心部ではんこ店を営む秋山集一さんは「割増率の高い『とまチケ』の利用を地元の店や飲食店に限定した効果があった。飲食、物販それぞれで反応が良い」と評価。一方で、利用期間終了後への不安ものぞかせ、「経済を回すためには何らかの対策が必要」と市に支援の継続を求めた。
市は現在、商品券の利用者約2000人へのアンケート調査を通じ、事業効果の検証を進めている。
















