日本野鳥の会はこのほど、根室市の野鳥保護区事業所を苫小牧市植苗の同会ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンター内に移転した。同会が道東で保護に力を入れてきた国の特別天然記念物タンチョウや絶滅危惧種のシマフクロウの生息域が、日高山脈以西にも拡大していることを受け、道央地域での保護活動に力を入れる。
野鳥保護区事業所は2000年代から、道東を拠点に2種の生息地の保全に取り組んできた。関係者による保護活動の成果から、いずれの種も生息域が拡大。タンチョウは勇払原野でも見られるようになった。
同会では、生息域が拡大している前線となった道央地域での保護活動に注力するため、昨年12月23日付で事業所をネイチャーセンター内に移転。2月には職員2人の異動も予定している。
同会保全プロジェクト推進室保護区グループの松本潤慶チーフレンジャーは「生息状況を把握するための調査や生息地の保全などに取り組んでいきたい」と話している。
根室での保護活動は、春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターの職員が取り組むという。
















