苫小牧市は、大規模災害に備えた防災や減災の指針となる「市強靱(きょうじん)化計画」の素案をまとめた。今年度内完成を目指しており、23日までパブリックコメント(意見公募)を受け付けている。
素案は計画期間を2021~25年度までの5年間と定め、強靱化の目標に(1)大規模自然災害から市民の生命・財産と本市の社会経済システムを守る(2)産業拠点都市としての視点から強靱化を図ることで国・道の経済成長に貢献する(3)本市の持続的成長を促進する―の3点を掲げる。
自然災害リスクとしては過去の被害や発生確率などを踏まえ、▽地震、津波▽火山噴火▽豪雨、暴風雨、高潮▽豪雪、暴風雪▽首都直下地震▽南海トラフ地震―を想定する。
最悪の事態を考えた「リスクシナリオ」に基づき、脆弱(ぜいじゃく)性を評価。リスク回避へ、施設整備や耐震化、代替施設の確保などのハード面の対策、情報・訓練、防災教育など36の重点化すべき施策を示している。
13年施行の国土強靱化基本法は、全国の自治体に国土強靱化地域計画の策定を求めている。市地域防災計画(策定済み)が災害発生時や発生後の応急対策、復旧などに力点を置くのに対し、強靱化計画は平時の備えを軸としたまちづくりの視点を重視する。
素案は市役所や各コミュニティセンターなどで閲覧可能。市公式ホームページからもダウンロードできる。問い合わせは、市政策推進課 電話0144(32)6039。
















