王子総合病院 分娩室をリニューアル コロナ対策強化

王子総合病院 分娩室をリニューアル
コロナ対策強化
リニューアルした分娩室を紹介する野村主任科長(中央)ら

 苫小牧市若草町の王子総合病院(大岩均理事長)は分娩室をリニューアルし、新型コロナウイルスを含む感染症対策を強化した。これまでカーテンで仕切っていた2台の分娩台を壁で仕切り、換気設備も新調した。総務課の担当者は「母子ともに安心でき、これまで以上に安全な出産に臨んでもらえる」と話している。

 新しい換気設備は空気感染のリスクも考慮し、空気中のちりやウイルスを捕捉できる高機能のフィルターが付いた陰圧設備とした。1時間に13回空気が入れ替わり、空気感染のリスクを低減できる。

 同院産婦人科の野村英司主任科長は「出産を控えた母親や新生児、医療従事者のさらなる感染防止につながる」と強調。仮に感染に気づかず妊産婦を受け入れた場合でも「影響を最小限にとどめ、院内感染を抑えることができる」という。総務課の担当者も「患者の体調などに応じて柔軟に対応できる換気システム。より安全な分娩室になった」と説明している。

 苫小牧市内で周産期の高度な医療を手掛けるのは同院と市立病院など3医療機関で、同院は改修後の昨年12月以降、1日1人のペースで妊産婦を受け入れているという。

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