安平町議会は14日、臨時会を開き、新型コロナウイルス感染症対策に係る一連の事業費を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。
町によると、陽性者が出た場合のクラスター(集団感染)防止に向けたPCR検査費用として約50万円(200人分相当)を確保。飛沫(ひまつ)予防のアクリル板やセンサー式の体温計といった施設管理の備品購入費として570万円、フェースシールドやハンドソープ、抗菌スプレーなどの消耗品として13万円をそれぞれ計上した。
また、町内の社会福祉施設1施設につき30万円を追加補助するほか、医療機関に対しても各30万円を追加で助成する。コロナ禍により通院者の減少、減収など風評被害を受ける病院・診療所、歯科医の医療体制を維持していくための支援金として270万円を見込んだ。
今回の補正に伴い、町の今年度一般会計は歳入歳出に約1900万円を追加し、予算総額は109億47万6000円となった。繰入金を充てた。

















