北海道エアポート(千歳市、HAP)は、新千歳空港を利用する国際貨物臨時便の着陸料を割り引く新たな補助制度を設けた。月ごとの運航便数と貨物の対前月増加トン数を組み合わせ、補助額を算出する。新型コロナウイルスの流行で国際旅客便が全便運休する中、貨物便の運航を後押しすることで路線維持と本道経済活性化を狙う。
対象は新千歳に着陸する有償旅客ゼロの国際貨物便。月の運航便数が1~5便の場合は1便当たり3万円などと便数に応じた補助単価を設定した。これに加え、対前月増加トン数1トン当たり2000円(上限30万円)を補助する。着陸料は使用機材や貨物の重量などから算出する。
現在、台湾系2社、中国系1社と制度適用に向けて調整中。日本の航空会社からも問い合わせがあるという。予算総額は1000万円。3月31日までに着陸する便が対象で、予算の上限に達し次第終了する。担当者は「安定的な貨物臨時便運航に貢献できれば」と話す。
同社は昨年6~9月にも新千歳発着の国際貨物臨時便を対象に、着陸料や停留料、貨物の重量に沿った保安料を免除する措置を実施。香港航空が香港線、チャイナエアライン(CI)が台北線で運航を始めている。
















