厚真町は、新型コロナウイルス感染拡大で減収などの影響が出ている町内の福祉・医療事業を運営する法人などに対し、事業運営の円滑化と経営の安定化を図るために必要な資金を融通し、その貸付利子の一部を助成することを決めた。15日の町議会臨時会で同事業を盛り込んだ一般会計補正予算案(債務負担分)を提出し、原案通り可決された。
融資総枠は1億2000万円。期間は20年以内(据え置き2年以内)で、融資限度額は建設・設備に9000万円、運転資金に3000万円など。貸付利率は1・7%。利子補給率は当初3年間が1・7%、4年目以降は1・2%とし、2021年度での執行をあらかじめ定める債務負担行為として、町新型コロナウイルス感染症対応事業基金を活用する形で町が負担する。
2月1日から希望事業者の受け付けを開始する。取り扱い期間は12月末まで。

















