月1回「ぬくもりサロン」好評 健康づくりと交流の場 安平

コミュニケーション麻雀を楽しむ参加者

 安平町追分の温浴施設、ぬくもりの湯で毎月1回開催している「ぬくもりサロン」が利用者から好評だ。コミュニケーション麻雀や脳トレ体操をはじめ、自身の体成分、部位別の筋肉、体脂肪量などを分析するインボディー測定を今年度から本格的に導入。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛を強いられる町民の健康づくりの場として役立っている。

 同サロンは、客足が遠のく冬期間の施設の利用促進を図ろうと、町が昨年度から行っている。今年度は11月から毎月第3火曜日に開催している。

 19日に行われたサロンには20人ほどが参加。通常の牌よりも約15倍ほどある240グラムの牌を使い、2人1組で相談し合って行うコミュニケーション麻雀や、脳トレ体操といったプログラムを頭や体を使って楽しんだ。特にコミュニケーション麻雀は初心者でも手軽にできるゲームで、参加者からは「みんなで楽しくできた」と卓を囲んで笑顔が広がった。

 また、今年度から取り入れたインボディー測定も並行して実施。体の部位ごとの筋肉や体脂肪の計測、栄養評価、体成分などの結果や作業療法士のアドバイスを受けて今後の健康づくりの糧にした。

 次回開催は2月16日午後1~4時。住民サービス課の担当者は「まずは施設に足を運んでもらうこと。サロンが施設に来るきっかけになる事業になれば」と参加を呼び掛けている。

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