FMとまこまい実行委 年内の開局目指す、ネットで週1回テスト番組配信、春に公開収録も  

FMとまこまい実行委 年内の開局目指す、ネットで週1回テスト番組配信、春に公開収録も  
テスト番組の収録に臨むMCもみーさん(左)とゲストの吉井住職

 苫小牧でコミュニティーFMラジオ局の年内開局を目指す「FMとまこまい実行委員会」(伊勢恭伸委員長)は、開局準備の一環としてテスト番組の制作に取り組んでいる。番組はインターネット上で公開しており、これまでに音楽やゲストを招いて生活に役立つ情報を盛り込んだ番組を30回以上にわたって配信。今春には公共の場で公開によるサテライト収録も構想している。

 同実行委は苫小牧青年会議所(JC)の活動をきっかけに、ラジオ番組を通じて人と人との新たなつながりを生み、住みよいまちづくりを進めようと2019年12月に発足した。災害時には正しい情報をいち早く届ける役目を担うことも目指し、メンバーは現在23人。一部メンバーと関心を示した市民など約10人がパーソナリティーを務めている。

 実際に放送を開始するまでの準備と、取り組みを広く市民に知ってもらうため昨年6月、苫小牧市錦町の事務所を拠点にテスト番組の制作に着手。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開することとし、初回は同月、実行委制作担当の二瓶竜紀さん(44)が手掛けた、約12分間の音楽番組を配信した。

 以降、各パーソナリティーが活動への思いを語る番組や、ゲストを交えてのマージャンや読み聞かせの情報、おいしい飲み物の作り方など10~20分間の番組を週1回ペースで配信。今年に入ってからは、MCもみー(本名・太田幸子)さんが市内高砂町の正光寺の吉井直道住職とコロナ禍における心の在り方について対談した番組も配信している。

 同実行委は今後もテスト番組の配信を継続し、春以降、より多くの人に知ってもらえるよう市民が行き交う公共の場で月1回程度の公開収録も計画中だ。アンテナ設置や放送局免許の取得に必要な手続き、法人設立など各方面での準備も進め、年内の開局を目指す。

 日本コミュニティ放送協会(事務局・東京)によると、道内には22局のコミュニティーFM放送局が加盟。二瓶さんは「いろんな人の力を結集し、まちの財産になるようなメディアを目指す」と話している。

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