外食大手、コロワイドグループのレインズインターナショナル(横浜市)は、胆振総合振興局の仲介で胆振の8企業・団体から仕入れた食材を使った期間限定メニューを首都圏で運営する居酒屋で提供している。国の緊急事態宣言を受け、同社は今月8日以降、37店舗中19店舗を休業中だが、担当者は「北海道にはまだまだ全国に知られていない素晴らしい食材がたくさんある。(期間終了後も)道内の生産者に首都圏でのPR機会を提供し続けたい」と話している。
東京都内を中心に展開する居酒屋「北の味紀行と地酒 北海道」で道産食材を積極的に活用し、昨年2月までに道から「北海道愛食大使」の認定を受けた同社。同振興局の紹介で、苫小牧漁業協同組合からホッキ貝、白老町の水産加工会社からタラコ、厚真町の精肉店からジンギスカン、むかわ町の水産業者からシシャモなどを仕入れた。
同振興局との共同企画メニューとして「苫小牧産活北寄貝刺身」(税込み979円)や「ワサビたらこのつまみ寿司(すし)」(同869円)「北海道産本ししゃも」(同759円)など14品を、昨年11月26日から提供している。一番人気は「いぶり噴火湾産活帆立刺身」(同539円)。新型コロナウイルスの感染拡大で消費が低迷し、市場価格も落ち込んでいる水産品などのPRに一役買ってきた。
同社は3月上旬まで提供を予定していたが、休業店の拡大などで廃棄リスクが高まり、販売中止も検討せざるを得ない状況。同振興局は「なんとか事業者の協力を得て、今後も胆振の魅力の発信を続けたい」としている。
















