「適切な防疫を」 道海外悪性伝染病警戒本部幹事会 5月まで消毒強化 鳥インフル

「適切な防疫を」 道海外悪性伝染病警戒本部幹事会 5月まで消毒強化 鳥インフル
高病原性鳥インフルエンザの対応を報告した北海道海外悪性伝染病警戒本部幹事会=21日午後1時30分すぎ、札幌市中央区のかでる2・7

 道は21日、千葉県から赤平市の農場に出荷されたアイガモ(食用アヒル)のひなが高病原性鳥インフルエンザに感染している疑いがあるとして、637羽を殺処分した。同日、札幌市内で開いた北海道海外悪性伝染病警戒本部幹事会で道農政部の宮田大・食の安全推進監が報告し、「今季は渡り鳥によって大量のウイルスが持ち込まれている。病原体の侵入防止に向け、関係者は適切な防疫を」と訴えた。

 道は家畜伝染病予防法に基づき、同農場に残る約3400羽のアイガモの移動を禁止し、空知家畜保健衛生所に毎日の死亡数を報告するよう求めた。2月2日の検査で陰性が確認されれば、国との協議で移動が解除される。

 道はまた、緊急措置として道内で100羽以上を飼養する家禽(かきん)農場全203戸の消毒と消石灰1万3000袋(1袋20キロ)の配布を完了したと報告した。

 宮田食の安全推進監は「今季は、昨季は見られなかった西欧や韓国でも感染が多発している。鳥インフルエンザから農場を守るにはバイオセキュリティー(防疫対策)の強化が肝要だ」と述べた。

 高病原性鳥インフルエンザは昨年11月に香川県で2シーズンぶりに確認され、21日までに西日本を中心に関東以南の15県で37件発生。58農場・1食鳥処理場で過去最高の約610万羽を殺処分している。会議では本道で渡り鳥の飛来シーズンが終わる5月まで「消毒強化キャンペーン」の実施を確認した。

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