民間の実雇用2・35% 企業で理解進む 20年障害者雇用状況 道労働局

民間の実雇用2・35% 企業で理解進む 20年障害者雇用状況 道労働局

 北海道労働局は2020年6月1日現在の道内の障害者雇用状況をまとめた。民間企業の実雇用率は2・35%で法定雇用率(2・2%)と全国の実雇用率(2・15%)を上回った。法定雇用率を達成した企業の割合は50・9%。障害者の雇用は1900社で1万5575人(前年比4%、605人増加)となった。道労働局は「道内の民間企業は障害者雇用への理解が進んでいる」と分析している。

 道労働局は民間企業のほか、地方公共団体、行政機関の事業者に毎年6月1日現在の障害者の雇用状況の報告を求めている。

 民間企業は常時雇用の労働者数が45・5人以上の企業で道内3734社が対象。地方公共団体は道知事部局や市町村部局、市町村教育委員会などで道内に222機関。道教育委員会および一定の市町村教委は道内に8機関。独立行政法人は国公立大学や総合研究機構で道内に12法人。

 道内の地方公共団体の実雇用率は2・37%で、法定雇用率(2・5%)と全国の実雇用率(2・54)を共に下回った。法定雇用率の達成割合は67・1%(149機関)で、73機関が未達成。

 また、道教育委員会や帯広など法定雇用率2・4%が適用される道内七つの市町教委の実雇用率は、2・12%で全国平均(2・05%)を上回ったものの法定雇用率は下回り、達成したのは1機関にとどまり、7機関が未達成だった。

 行政機関の実雇用率は、2・64%。全国と同率で法定雇用率(2・5%)を上回り、法定雇用率の達成割合は83・3%で2法人が未達成。

 道労働局は「独立行政法人はおおむね達成。地方公共団体は実雇用は増えている」と分析する。

 法定雇用率は「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、一定割合の身体障害者または知的障害者の雇用義務を定めている。法定雇用率が未達成の場合、雇い入れ計画の作成や採用計画の提出を求められる。

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